最初は「浅く広く」
早いもので7月最後の週ですね。前回に引き続き、受験生向けのコラムを書いていこうと思います。
前回は入試の模擬試験について書きました。入試模試ですから試験範囲は1年生の範囲から出ますから、すごく広いです。そして、受験生にふさわしいような分厚い参考書や問題集を使っていると「あー、試験までに範囲の勉強が終わらない!」などと嘆いてる人、いますよね😅
これ、テキストの1ページ目から気合入れて勉強を始める人ほど陥りやすい罠なんです。分厚いテキストを攻略するのって、ほんっとに「やる気・集中力」などが大量に必要になるんですよ!勉強が苦手な人・嫌いな人にとっては気の遠くなる苦行です。学生時代の私にはとても耐えられなかった…🤪
なので私のおススメは「なるべく薄いテキストで、サ~っと範囲をとりあえず一周しよう」なんですが…あ、もう分厚い本、買っちゃった?
だったらですね、各単元の基礎ページ(ステップ1など)だけやって、標準編・応用編は後回しにするのはどうです?これなら従来の1/3程度の期間で目標の章まで進めるでしょう。
もちろん骨格だけの、スッカスカの勉強ですから模試の結果も期待できないかもしれませんが😭それでも早く試験範囲を終わらせることには意味があります。
まず試験中、すべての問題に「真剣に参加」できます。仮に未習の問題がマグレで解けても、それは実力ではありません、か、勘違いしないでよね!…そして…コレが大事!「入試(模試)の全体像をつかみ、その後の対策も立てやすくなる」こと!前回のコラムで「模試を受け終わったら復習してね」と書きました。そこで例えば、模試を復習し分析した結果、今回この問題を間違えたのは「単に勉強してなかったから」なのか、「応用問題を勉強してなかったから」なのかでは、現状の立ち位置に雲泥の差があると私は思うのです。
人はやるべきことの全体像やゴールが見えてれば、多少の無理でも踏ん張りが効くものです。入試(模試)だって同じです。全体像をつかんでおきましょう。そして、それを解くために必要な教科の知識も(まだの人は)とりあえず基本的なところだけで構わないのでまんべんなく押さえておきましょう。
最後に中3生に向けて。
私から残り半年、学習計画のご提案です。
参考にしてね🤗
~8月末まで(末に模試がある!?)
英語は既習範囲の全ての単語・文法の復習及び英検3級対策。数学は既習範囲の全ての復習(関数アツめ)。理社は1・2年範囲の全ての復習
9・10月
英語は中3範囲アツめの学習及び英検3級対策。数学は中3の2学期範囲(前の復習ならレベルを上げて)。理社は中3範囲(前の復習ならレベルを上げて)
11月
全教科、期末がおわった瞬間、残りの中3範囲を予習で詰め込む。
12・1月
入試過去問題集や模擬試験集などをメインに勉強する。足りない、弱点と感じるところをテキストで補強。
2月
今まで勉強した指紋がついてるページの見直し・解き直し。本番でまた間違えたら一生後悔するよw
以上です!異論は認めます😅
まあ、ご参考までに。
※大体、楽ゼミの指導内容です。