「英語スピーキングテスト」で考えてみた。

さる11/27(予備日12/18)、東京都で中学3年生対象に英語のスピーキングテストが行われました。今回は内申点に加算されるということで、初の真剣勝負ということになります。そのため「4技能のうちの“話す”が初めて本格的に入試に組み込まれた画期的な内容」と賛成する声や「教室内の声が聞こえてしまう・採点基準があいまいなど、公平性が担保できたとは言えないテスト」と批判する声があがるなど、まさに賛否両論の状態となっております。

千葉県を主戦場とする私めは、この議論を「高みの見物🤪」しつつ、受験生の気持ちになったつもりで出題内容(なぜか予備日の方)を確認してみました。当方、30年以上前に英検2級を取得、20年以上前に高校生に英語を教えていた男です。※かなり錆ています😭

まずPartAは文章の音読が2題。スラスラとかっこよく読むには普段からの練習が必要。でもかしこまって特別に「音読の練習」をしようとすると、大変なので長続きしないものです🤔簡単にできる工夫として、一人で英語の勉強している時に“ついでに”問題文や解答の英文を声に出すことをお勧めします。これなら自然に音読量が増えるはずです。

PartBは状況説明文とイラストを与えられて質問に答える方式です質問がWhat、Whichで聞かれたので疑問詞に対応する練習は必須でしょう。サイトに模範解答が掲載されていますが、わざわざ英文にせずとも的確な語句で答えても〇です。対話が苦手な人は簡潔に答える練習に集中すれば、自信をもって答えられるでしょう😊※1問だけ、自身で考えださなければいけない問題がありました。これを時間内でひねり出すのは難しいかも!?

PartCは4コマ漫画の主人公になって状況を説明する問題です。「私は~しました。」「(他の✕✕が)~しました。」のパターンで、語彙があれば易しい問題です👍とっさに言えるように語彙を増やしましょう。

PartDは標準以上の問題です。状況説明文とリスニング音声が与えられて、自分の意見とその理由を述べる問題です。そもそも題材が難しかった…😭みんなで一つの同じ外国語を学ぶのがいいのか、バラバラに好きな外国語を学ぶのがいいのかなんて、日本語で聞かれても少し考えちゃうレベルです。単純にリスニングと日常会話のパターン練習をする以外に、英文で会話できる内容のレベルを引き上げておく必要があります。こういう時に役に立つのが教科書以外だと、英検の長文や入試過去問の長文です。そのお年頃の子の対象とすべき内容で書かれているハズですから。それらの長文を問題を解くだけでなく、繰り返し音読・精読の練習をしておくと会話の幅を広げられる可能性があります。

そして、全体を通して気を付けておくこと。1つ目は制限時間に慣れておくことです。私は普段、英会話に慣れておらず日本語でイメージして英語を作っていくタイプなのです。だから「準備時間10秒です」と言われて焦った焦った😅本番が近づいたら時間を測りながら練習すべきですね。

2つ目は、字を見ないでも英語が言える練習もしておくこと。声を出す練習としては音読が手っ取り早いですが、音読練習はあくまでも「読む」練習。考えをひねり出して会話のように答える問題もあります。しかもメモがとれない環境で😱英文を作って答える練習も必要になるわけです。

普段は英語の4技能の基盤となる力を鍛えつつ、節目節目で英検の(3級以上の)面接やスピーキングテストの対策・受検をしていくと、大分まともな準備ができると思いました。

えっ、僕たち私たち、東京都民じゃないから関係ないって!?それ、将来はどうなるか分かりませんよ~🤪私もさっき「高みの見物」などと言いましたが、撤回します🙏東京の例を参考にして将来、他の地域でもスピーキングテストが導入されることは十分考えられます。国が目指している「使える英語」ってのは、ペーパーテストで点がとれる実力だけじゃないですからね…

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Posted by 楽ゼミNet